FIT終了後の20年目以降を見据え、18円案件を複数仕込む太陽光発電の戦略
毎度!くまさん (id:ty33)です。
ちらほら触れてますとおり、新たな案件を探して業者さんとお会いしているんですが、興味深いお話を聞きました。なんでも20年経過後を想定して、あえて18円案件を仕込む投資家がいるそうです。どういうことでしょうか?
太陽光発電は高単価案件のほうが「おいしい」
私も21円案件を狙っているように、一般的には高単価案件のほうが需要があります。利回りはほぼ変わりませんが、手残りが多くなるからですね。もちろん、設備費はあがりますが。
一方で18円案件となりますと、設備費こそ抑えられますが同規模の発電所と仮定した場合、メンテ代、土地代、連携費、造成代、固定資産税、保険料などは高単価案件とかわりませんので、あんまりおいしくないように感じます。仮に18円を2基持てば、イニシャルコストもランニングコストもざっくり倍になる可能性もあるかもしれません。
しかし、20年後に目を向けてみると、少しだけ様相がかわってくるようです。
あえて太陽光発電の18円案件を仕込む戦略
20年後、すなわちFITが終了した後は、自由に好き勝手売電するようになります。電力会社にそのまま売るパターンもあるでしょうし、いわゆる新電力が買い取るのが一般的になるかもしれません。
さて、ここで注目したいのが、現状36円案件でも18円案件でも、20年後は買取り額が同じだということです。(買取りが行われること前提として)
2018年現在で、18円案件の発電所が36円案件と同じ売電収入を得るためには、36円案件の2倍の発電量がなければなりません。要するに2基持ちということですね。
36円案件:80kw
18円案件:160kw(80kw×2)
こんなイメージですね。これを20年後、売電単価10円だとして考えてみてください。
10円案件:80kw
10円案件:160kw(80kw×2)
はい、倍の収入です。笑 すごく単純な計算で恐縮ですが、ここで一気に逆転できる可能性を秘めています。
太陽光発電の融資枠の有効活用といえるかも
そもそもFIT価格が下がっているのは、発電コストの低下によるものとされています。超単純計算で、18円案件は36案件の半分のシステム費でつくることができるんですね。
もし20年後も売電を続けるなら、どちらがよいでしょうか?個々人の判断によるところではありますが、18円時代は、こんな戦略も重要になってくるかもしれません。
うまくセールストークに乗せられてるんじゃないか?という突っ込みはなしでお願いします!笑
この話をしてくれたのは↓で問い合わせたEPCです。
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