芸能人はなぜ賃貸マンションに住んでいるのか？
毎度！くまさん (id:ty33)です。
私は太陽光を法人で買い進めているわけですが、これは将来的な融資の引き出しを想定しているのと、経費を最大限活用するためです。（勤務先への対策というのもありますが笑）
経費を最大化して利益を圧縮することは、太陽光発電家に限ったわけではなく、多くの高所得者たちが講じている節税対策です。たとえば、芸能人なんかもその一例ですね。
芸能人はなぜか高級賃貸マンションに住んでいる
メディアで、家賃数十万から数百万の賃貸物件に住んでいることを明かす芸能人、有名人の方は多くいます。サラリーマン気質の私なんかからすれば、都心相場はともかくとして「そこまで払うなら分譲を買ったほうがいいんじゃないか」と思えてしまいます。
しかし、これには節税という明確な目的があったんですね。
大抵の芸能人は法人である
芸能人の方は芸能事務所に所属しているのが一般的ですが、ほぼほぼ法人を設立したうえで所属契約を結んでいます。前述しましたとおり、個人より法人のほうが節税メリットが大きいからです。
とてもざっくりですが、5000万円のタレント収入がある場合、普通なら半分は税金で飛びます。ところが、一旦法人をかませて経費を計上することによって、5000万円の収入は大幅にダウンさせられます。名目上は、ギャラの管理が業務というところでしょうか。その分、法人税は払いますが、普通に納税するよりもお安く済むという。
で、その中には家賃を経費として入れ込んでいます。全額ではないと思いますが。これで、もし分譲マンションでも購入してしまおうものなら、利益圧縮できないばかりか、固定資産税やら管理費、修積というコストが発生します。しかも、都心で職場へのアクセスはめちゃくちゃいいわけですから、高級賃貸マンションはかなり理にかなっているんですね。個人で住宅を買って、法人に賃貸というスキームもいけそうですが、トータルで見ると損するんでしょうね。
総資産を圧縮するという考え方
できるだけ固定資産を持たずに経費化することは、一般企業でも行われています。イトーヨーカドーとか。自社ビルにしてしまうと資産になってしまいます。
資産が増えると、ROA（総資産利益率）が悪くなりますので、企業の格付けが下がり、融資も引きにくくなると言われています。資産を持っているばかりに、資金繰りが苦しくなってしまう可能性があるわけです。余計な資産を持たないで、総資産を圧縮するための賃貸ですね。
しかしながら、自社ビルに高級賃貸とはと甘美な響きです。人生で一度は経験してみてもいいかもしれません。できるものならですが…。笑
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