太陽光発電の発電量は何月がピークなのか
太陽光発電の発電量は何月がピークなのか
毎度!くまさん (id:ty33)です。
4月も終わりを迎えて、すっかり日差しも強くなってきました。
これまでなら、ただ暑いとか日焼けするとか、そんなネガティブな感情しかなかったのですが、太陽光発電家になると「もっと照ってくれ!」と思えるのかもしれません。ええ、まだ売電してないので想像です。
ところで、太陽光発電が最も力を発揮する時期はいつなのでしょう。太陽が照り付けている印象が強いのは夏ですが、発電量という観点から見ると事情が変わってくるようです。
太陽光発電の発電量のピークは夏ではない
いきなり答えを出してしまいましたが 笑、ピークは夏ではありません。NEDOのデータを見てみましょう。
特に深い意味はないのですが、栃木県那須市の月平均斜面日射量を例にします。パネルの設置角度は20度とします。(単位はkWh/㎡・day)
1月:2.63
2月:3.31
3月:3.94
4月:4.53
5月:4.47
6月:3.84
7月:3.60
8月:3.73
9月:2.98
10月:2.98
11月:2.73
12月:2.52
太字は年間の月平均斜面日射量:3.44を超えている月です。発電量のピークは3月~5月であることがわかりました。ちょうどいまの時期ですね。地域によって、数字に違いはあれど、傾向に大きな乖離は見られません。
発電量は日照時間が大きく影響します。日照時間は3月下旬から増え始め、8月頃にピークに達するのが一般的です。6月は日照時間こそ長いのですが、梅雨の影響で発電量は伸びない、ということになります。
では、なぜ7~8月がピークではないのでしょうか。
太陽光発電で夏の発電量が伸びない理由は…
日照時間のほかに、発電量に影響を及ぼすファクターがあります。それは気温です。夏場はあまりにも気温が高すぎるために、機器の発電効率が落ちてしまうといわれています。
パネルメーカーが出している性能データは通常25度の条件のもと、測定された値です。25度以上、あるいはそれ以下になると効率が劣ります。パワコンも同様の傾向がありますので、覚えておきたいポイントです。
ピーク時の太陽光発電の効率を最大限アップさせる
こうしてデータとして発電量の多い時期がわかっているので、少しでも発電量をあげるよう意識したいところです。
たとえば、3月上旬までに点検や草刈りをしておくことは、初歩的ですが大切なのではないでしょうか?
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