太陽光発電投資、20年後の出口戦略は
毎度!くまさん (id:ty33)です。
さて、ご存知の通りFITは「20年間固定価格で電力を買い取ろう」という仕組みでございます。これがあるから太陽光発電の投資は ほぼ確定利回りで回せて、空室のない不動産投資なんていわれるわけです。
一方、投資を検討している方々からよく話題に上がるのは「20年後にどうやって投資を終える?」といういわゆる、出口戦略のこと。
太陽光発電の出口戦略については、私も思うところがありますので、また好き勝手書いちゃいます!
太陽光発電投資の出口
太陽光発電の出口戦略については、おおきく2つのパターンが考えられます。
・20年後も売電先を探して、どんな単価でも売電する
・20年後は終了だという前提のもと、別の道を考えておく
FITが20年間有効であるため、「20年で試合終了」と考える後者が自然だと思いますが、一方で発電所として稼動できる状態にあるので、可能な限り売電することを目指すというのも、考え方としてはあるでしょう。
太陽光発電はそんなに続く?
20年後の太陽光発電がどこまで主流なんだという部分もあるかもしれません。しかし、日本の原発は1963年、火力発電所は1887年から現在まで使われています。そう考えると、世の中の流れ的にも再エネの需要が増えることすらあれ、減っていくとは考えにくいともいえます。
太陽光発電の未来
FITの価格が18年に下がっても、ほとんどのケースで表面利回りは10%に保たれています。システム費が下がっているからですね。さて、20年後はどうでしょうか?
仮に5円での買い取りになったとしても、設備更新をして利益が出るくらいの金額にはなっているかもしれません。とはいえ、最初から20年後も売電できる前提で投資してしまうのはちょっと危険だとは思います。
あくまで20年以内の間にどれだけ収益があがるか。そこにフォーカスしないと少々利回りが低くてもいいかと考えてしまうので…。実際は、ある程度条件に見合えば買い進めるというのが正解なのでしょうけど