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無担保で16億円借りる小山昇の実践銀行交渉術

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太陽光の融資にも…無担保で16億円借りる小山昇の実践銀行交渉術

毎度!くまさん (id:ty33)です。

私が太陽光発電に投資するにあたっては、融資を受けなければなりません。仮に一括払いできるキャッシュがあっても、頭金にして複数仕込みますが。笑

 

いま現在は信販で通しているんですけど、早晩金融機関に借り換えの相談にいくつもりでして、牛歩ですがその準備をしていこうかというところです。この書籍はその一環です。タイトルにがっつり著者名が入っているとおり、結構自社のお話も多いんですが、それでも「銀行はどう考えているか?」「こんな戦略もあるのか」と学びも豊富でした。

 

無担保で16億円借りる小山昇の実践銀行交渉術の実績

著者は勉強会でノウハウを教えていて、著者の知見をえて生徒は以下のような成果をあげているそうです。

・県内ではじめて包括根保証を外した

・リスケで毎月1700万円の返済が20万円に

・5億4000万円あった支払い手形をゼロに

・頭取銘柄になった

・9億760万円貸しはがされても増収増益

・無担保で16億円借りた

んー、特に最初と最後のはぜひマスターしたい笑。

 

 「無担保で16億円借りる小山昇の実践銀行交渉術」からピックアップ

あまり内容を引用しすぎても、なんなので学びになると思った部分の一部をとりあげます。まず、大前提としてこの本では「銀行側」にたって考えることを基本スタンスとしています。当たり前といえば当たり前ですが、貸す側の気持ちを理解して交渉・プレゼンするのが肝というわけです。

 

書中でも記載されていますが、不安定な中小企業より安定した大企業が融資を受けやすいのは至極まっとうな話です。銀行から信用を得ることが重要だといっています。

銀行との最初の取引は、いわば「お見合い」のようなもの。銀行は慎重で、焦げ付くのを嫌います。だからはじめは短期で取引をして、「この会社と末永く付き合っていけるか」を見極める。

つまり遅滞なく返済したという実績で信用を積み重ねるということですね。太陽光の場合だと、1基融資受けた後、返済実績のおかげで次の融資がおりたという人もいるそうです。

 

また、銀行における融資の決定権がだれにあるかを理解しておくことも、重要だといえるでしょう。

最終的には本店が判断するにせよ、実質的な融資の決定権は支店長にあります。支店長が貸すと決めたら、よほどのことがないかぎり、本店もNOとは言わない。

私も知り合いの融資について詳しい人間に話を聞いたことがあるんですが、融資は結局のところ「担当者の実力と支店長次第」と言っていましたので、正しいのだと思います。冷静に考えてみれば、どんな業界も企業というよりは担当者次第で印象も、仕事のクオリティも違いますものね。

 

このあと、書籍のなかでは支店長の信頼を得る方法も記載されていたりします。ほかにも「えー、こんなのできるかなあ?」と思えてしまう内容もありますが、そう思ってだれもやらないからチャンスであり、他社と差別化できるのでしょうね。私のように、これから融資を引こうというかたは、読んでおいて損はないかもしれません。

 

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