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なぜ太陽光発電の中古物件(セカンダリ物件)が出回るのか?

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毎度!くまさん (id:ty33)です。

読者の方から質問を頂戴しましたので、わかる範囲で回答してまいります。個別で返信させていただこうかとも思ったんですが、みなさんで共有したほうが絶対にいいと思い、記事化させてもらいます!なお、回答は私の個人的見解なので、必ずしも正しいとは限りませんことをご了承ください

 

1つ目の質問は、太陽光発電の中古物件が出回る理由です

 

 

なぜ太陽光発電の中古物件(セカンダリ物件)が出回るのか?

みなさん恐らく「タイナビ 」や「メガ発」あたりはすごくご覧になっていると思いますが笑、見ていると中古の土地付太陽光発電設備が売りに出ていますよね。

 

私を含め、これだけ太陽光発電投資はお得だよ」とプッシュしている人が多い中で売りに出ていますので、不思議に思う方も多いと思います。なんなら我々投資家が本当は儲からないのに、利益が出ているかのようなポジショントークをしていると映るかもしれません…。そんなことはないんですが、私も逆の立場、投資検討段階だったら不安に思うことは間違いないでしょう 笑

 

さて、中古物件が出回る理由は大きくわけて3つあると思います。

 

太陽発電設備の売却理由1:即時償却が終わった

実態を聞いたわけじゃないですが、これが最も大きいんじゃないでしょうか?

実は中小企業経営強化税制が適用できると、160万円以上の設備は一括償却が可能なんです。ですので、一部の企業が節税目的でガブッと買っちゃうというケースが往々にしてあった様子。償却が終われば用無しなので、売りに出るわけです。

 

はい「所有したまま売電すればいいじゃん」と思いますよね。でもこの一括償却は全量売電の設備には適用できません。つまり事業用に使ってなきゃいけないんですね。なので、あんまり旨味がなくて現金化しちゃうというところでしょう。

 

固定買取の場合でも、取り急ぎキャッシュが必要になったというケースももちろんあり得ます。

 

即時償却については、概要がわかるサイトがあったので貼っておきます。

fundaudit-yuwa.net

 

太陽発電設備の売却理由2:思った利回りが出なかった

たまに紛れ込んでいるんですが、表面利回り8%とかの中古物件もあります。このパターンはわかりやすく、シミュレーションが甘かったために「思いのほか利益が出なかった物件」であろうかと推測されます。

同じように1000万~2000万使ってレバレッジをきかせるなら、投資効率のいい物件にうつりたいですからね。他の投資に回したり、別のところ買いなおしたりしているのではないでしょうか。

 

太陽発電設備の売却理由3:ファンドのニーズが高まった

売却する=買い手のニーズがあるということですので、その観点から考えますと企業によるファンド組成のおかげで、中古発電所のニーズが増えているのではないかと考えております。

東証インフラファンドとして「タカラレーベンインフラ投資法人」や「いちごグリーンインフラ投資法人」などが上場していますね。世界的には多くのインフラファンドが上場していますので、日本ももっと増えるでしょう。

 

 

以上、ご質問への回答でした。ほかにもいただいておりますので、順次アップしてまいります。